【脱力パート4】鍵盤のバウンドを感じる脱力テク



今回は、鍵盤のバウンドを感じる脱力テクについて、お話しします。これまでに、脱力とは、 「力を使って力を逃がすテクニック」と、お話ししました。このテクニックを使うと、鍵盤のバウンドを感じることにも繋がり、様々なテクニックへの応用に繋がっていきますよ。

いわゆる脱力 「力を使って力を逃がすテクニック」では、肩周りの力を使って、打鍵する下方向の動きとは反対の上方向への力を使います。この反対方向の力を使うこと、これが重要なポイントです。これによって腕には、しなりが生まれます腕のしなりに伴って、小さな前後への回転が生まれます。皆さんも、ゆっくりとご自身の身体感覚に集中して、やってみてください。いかがですか?この前後の回転が感じられたら、しめたものです。鍵盤のバウンド、きっと少しずつ感じられているのではないでしょうか?

鍵盤のバウンドを感じることは、いいことしかありません!ぜひ試してみてくださいね。

【脱力パート3】ミスタッチを減らす脱力テク



今回は、ミスタッチを減らす脱力テクについて、お話しします。これまでに、脱力とは、 「力を使って力を逃がすテクニック」と、お話ししました。このテクニックを使うと、正確な動きをすることも繋がり、結果としてミスを減らすことにも繋がってきます。

参考になる2つの動画のリンクを書いておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【脱力パート1】脱力って何?脱力しない脱力テク

【脱力パート2】重力を使う脱力テク

ENSCHUピアノを弾いてみた Vlog#17



ENSCHUのピアノ、ご存じですか?

ENSHUは、2019年に設立された遠州楽器制作株式会社さんが製造するピアノブランドです。鋭角なデザインが、モダンでかっこいいこのアップライトピアノは、ENSCHUのE121というモデルです。

僕が何よりも心惹かれているのは、遠州楽器さんの「美しい音色が流れる世界をつくろう」という言葉です。

その一歩となるE121を弾きにきました。

【脱力パート2】重力を使う脱力テク



「脱力=力を使って力を逃がすテクニック」を使うときに助けになるのが、重力を使うことです。具体的には、手を下ろすとき、打鍵するときに重力を使います。僕たち人間が手を下ろすとき、もちろん筋肉を動かして、手が動きます。この動きを、筋肉を使う量を少なくして、重力に助けてもらうということです。

腕を下げる動作をやってみてください。きっとここ上腕三頭筋を使って動かしているよね?
上腕三頭筋を使わずに、力こぶ、いわゆる上腕二頭筋を緩めてみてください!。そうすると、手は自然に下がりますよね、これが重力の助けを借りるってことです。

ピアノでもやってみよう!

【話題のAI】Chat GPTにピアノを上手くなる方法を聞いてみた!vlog#16



Chat GPT、ご存じですか?

Chat GPTとは、機械学習のAIが自然な文章で答えてくれるサービスです。

アレクサやシリといった音声AIのテキスト版とイメージされると分かりやすいかもしれません。チャットの相手がAIなのですが、まるで人間が答えているように、幅広い質問に答えてくれるということで、「ピアノが上手くなる方法」について聞いてみました。

2月11日開催:「バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲演奏会@宮城県」にご来場くださった皆様へ

スクリーンショット (41)
先日は、「バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲演奏会」にご来場くださいまして、誠にありがとうございました。

会場となったお宅の温かい雰囲気の中、この偉大な作品を全曲演奏し、耳を傾けるという挑戦を共有してくださり、心より感謝申し上げます。皆様からいただいた「タイトル・アンケート」から、僕の感覚にピッタリきたお気に入りのタイトルを共有いたします。
皆さんが書いてくださったいずれのタイトルも素晴らしく、選定には悩み、時間がかかってしまいました。こうして終演後もバッハの音楽を皆さんと分かち合えることを、とても嬉しく思っています。


第1番 前奏曲とフーガ;祝福されてここにきた
第2番 前奏曲とフーガ;多忙の小人
第3番 前奏曲とフーガ;泉のほとり、小さきバレリーナの成長
第4番 前奏曲とフーガ;フユイロの空
第5番 前奏曲とフーガ;解き放たれて
第6番 前奏曲とフーガ;過去の後悔
第7番 前奏曲とフーガ;おだやかな一日
第8番 前奏曲とフーガ;別れ
第9番 前奏曲とフーガ;十五夜ー月とうさぎー
第10番 前奏曲とフーガ;夕方の街角
第11番 前奏曲とフーガ;フライパンの上のポップコーン
第12番 前奏曲とフーガ;問い続けるならば
第13番 前奏曲とフーガ;おいしいケーキを食べましょう
第14番 前奏曲とフーガ;トビラ
第15番 前奏曲とフーガ;うれしい知らせ
第16番 前奏曲とフーガ;探求
第17番 前奏曲とフーガ;お母さん、あのね…
第18番 前奏曲とフーガ;月夜の道を歩いて帰る男の子
第19番 前奏曲とフーガ;喜びのせせらぎは流れ続ける
第20番 前奏曲とフーガ;ホワイトアウト
第21番 前奏曲とフーガ;ギター遊びを楽しむ姉妹
第22番 前奏曲とフーガ;会いたい…
第23番 前奏曲とフーガ;未来へ
第24番 前奏曲とフーガ;時の流れゆくままに、レクイエム


5月にまた「にゃっ展」のチャリティーコンサートで皆様にお目にかかることを楽しみにしています!

【脱力パート1】脱力って何?脱力しない脱力テク



脱力…悩んでいませんか?脱力したら良いとは聞いても、どうやったらできるのか?そもそも脱力して、力を抜いた状態でピアノを弾くことができるのだろうか?と思いませんか。きっとこの動画を見てくださると、脱力そのものの捉え方がガラリと変わるはずです。

まず脱力する目的について考えてみましょう。なぜピアノを弾くときに脱力する必要があるのか、僕は2つの理由があると思っています。

1.長時間弾き続けても疲れないため
2.音そのものを魅力的にするため


この2つの実現のために、脱力を使っていきましょう。

では、脱力って何でしょうか?ピアノ演奏においては、読んで字のごとく「力を抜くこと」と捉えると、実は上手くいかないです。僕は脱力のことを、「力を使って力を逃がすテクニック」と捉えています。つまり力を抜いて使わないのではなく、力を使うことでこそ、成立するテクニックなのです。



今回は、演奏を仕上げていくときに大切な、間違えるための練習についてお話しします。この動画のタイトルをご覧になった方、もしかすると、「間違えないための練習」じゃないの?と思われたのでは、ないでしょうか。実はこの間違えるための練習は、とても大切で、皆さんの演奏を仕上げる最後のピースを見つけてくれます。

演奏会や発表会、どのような場面でも人前で弾くために、最後の一歩が仕上がらないって経験ありませんか?僕は何度もあります、あと一歩だという感覚があるのに、なかなか最後登れないっていうもどかしい気持ちですね。それを解消できるのが、この練習方法です。

方法は、3つあります。
1.テンポを上げる
2.ルバートを多用する
3.ディナーミクを変化させる

【ショパン ノクターン9-2】最後の難しいところ


ショパンのノクターン作品9-2の最後の部分苦労していませんか?今回は、ここの攻略方法をお話しします。

このパッセージ、弾きにくく感じますよね。それと、暗譜も難しいです。何度繰り返したっけ??ってなるとき、ありますよね。

【完全版】ピアノ腕の使い方の基礎知識&3つの回転!



腕を使いこなして、ピアノを弾きましょう!

今回は腕の使い方の基礎知識&3つの回転についてです。2つの動画を合わせて、完全版にしていますので、ぜひ試してみてくださいね!

【初級者必見】ワナにハマりがちなピアノの手の置き方



今回は、ワナにハマりがちなピアノの手の置き方についてお話しします。皆さんは、ピアノを弾くときに鍵盤を見ますよね?この鍵盤の見方によって、ワナにハマってしまうかもしれません。特にピアノを始めて間もない、初級者の方によくみられます

ピアノを弾いているとき、もちろん鍵盤を見ていますよね。僕もそうです。もしかすると、鍵盤を見るときに、指と鍵盤が触れているところを、見ようとしていませんか?鍵盤を見ることは必要ですが、指と鍵盤が触れているところを見る、これがハマりがちなワナなんです。

鍵盤に触れているところが見えない指…不安に感じませんか?そのお気持ち、とても良く分かるのですが、見えなくて大丈夫です。不安になってしまい、指と鍵盤が触れているところを見てしまう方は、2つのタイプに分かれると思います。

A 小指側の手首が短くなる
B 手首が下がる


鍵盤を見ることは必要ですが、指と鍵盤が触れているところを見る、これがハマりがちなワナです。ワナにハマらず、心地よい手の置き方を探してみてくださいね。

【ショパン別れのワルツ】キャパ2000人のホールで弾いてみた!




広いホールで演奏し、とても気持ちよかったです!ピアノはYAMAHAのCFXでした。2階席の一番端までピアニッシモで届けられると思える素晴らしい楽器でした!

【目からウロコ!】 9割が知らないピアノの指のヒミツ



今回は、9割が知らないピアノの指のヒミツをお伝えします。

ピアノを弾くときは、指を下げる上げるという動きではなく、手を閉じる開く、この動きを使います。この指の動かし方、より詳しく解説した動画をこちらに表示しておきます、興味のある方はぜひご覧くださいね。


さて、この動きには実はヒミツがあります。

手を大きく開いて、それから閉じてみてください。皆さんの指、どのようになりますか?必ず、このようにすぼまるんです。これが指のヒミツです。ではもう一度、手を大きく開いてください。そのまま指の間隔を保ったまま、閉じてみてください。閉じられなくないですか?僕はここまでしか、動かせません。これこそが、指のヒミツなんです!

もう1つ、指のヒミツがあります。それはすぼめすぎても、指は動きにくいということです。手を思いっきりすぼめて、指と指の間隔をなくして、それから手を閉じてみてください。どうですか、限りなく不可能に近くないですか?

つまりある一定程度、ほんの髪の毛一本分程度かもしれませんが、指と指には間隔が必要なんです。これがもう1つのヒミツです。

【ピアノ】独学で上手くなる方法と先生の探し方(完全版)



今回は「【ピアノ】独学で上手くなる方法と先生の探し方(完全版)」についてです。

ますは、「ピアノが独学で上手くなる3つのキーワード」をお伝えします。独学で学ぶ皆さんがよりピアノを上手くなるために、3つのキーワードを意識すると良いですよ。その3つとは、
1.集中
2.洗い出し
3.直し

です。

まず「集中」についてです。練習するときは、集中し、全精力を傾けてピアノを弾きましょう。例えば、苦手な個所を反復練習するときなども、集中しないと意味がありません。

続いて、「洗い出し」についてです。常にご自身の演奏の問題点を洗い出しましょう。演奏していると弾いていることに精一杯になりますよね。その時こそ、録音しご自身の演奏を聴いてみましょう。ご自身の理想とする演奏ときっとギャップがありますよね。そして演奏の問題点を洗い出しましょう。

直し」についてです。洗い出した問題点を直しましょう。問題点を直すために、大切なことは何だと思いますか?大切なのは、「気持ち」ではなく、「やり方」です。効果的な「やり方」さえ見つけることができれば、必ず問題点を直し、上手くなることができます。僕の動画で紹介しているやり方が役立てば、とても嬉しいです。でも、もし僕のやり方で上達が頭打ちになったら、ためらわずほかのやり方を試してください。他にも多くの素晴らしい音楽家が動画やブログで、また本や雑誌などで「やり方」を公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この3つを心かけていると、絶対に上手くなれます。3つのキーワードの中で、特に「洗い出し」と「直し」に限界を感じたら、先生を探すいいタイミングだと言えるかもしれませんね。

「独学ピアノに限界を感じた時の先生の選び方」についてです。
この動画をご覧になってくださっている方々の中には、独学でピアノを弾いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ピアノは聴くだけでも楽しいですが、実際に自分自身で音を出すことの喜びはかけがえのないものがありますよね。やればやるほど、もっと楽しくなるのがピアノだと思います。独学でピアノを弾くことは素晴らしいことです。一方で、独学での限界を感じるなと、思ったら先生を探す良いタイミングだと思います。

どうやって先生を選んだらよいのか、どのような先生を選んだらよいのか。僕が考える先生を選ぶ時の大切な点は、この3つです。
1.一定の成果を上げている先生
2.教える技術がある先生、経験があるとなおよし!
3.練習メニューを一緒に考えてくれる先生


詳細は動画で確認してみてくださいね!

【ミスタッチをなくす】指のセンサーを使う手の置き方



指のセンサーを使う手の置き方について、お話しします。指のセンサー使っていますか?僕たちの指は、驚くほど鋭敏です。
このセンサーを使うと、ミスを減らすことにつながりますし、音とタッチとの感覚が一致してきますよ。


鍵盤を押さえない指をどのように置いていますか?例えば、ドミソ弾いてみてください。多くの方が、鍵盤を押さえていない2と4の指を、このように鍵盤から上げてしまっているのではないかと思います。いかがですか?
この形になってしまう気持ちは、ものすごく分かります。まず、他の指がドミソ以外の音を打鍵してしまわないようにしようと思っていらっしゃいますよね。そして、鍵盤に触れてしまうと、特に黒鍵に触れてしまうので、居心地が悪く感じることと思います。

この感覚から、一歩踏み出すこと。これが今回の動画の最も重要なお伝えしたい点です。
打鍵していない指は、リラックスし、ぜひ鍵盤に触れてください。おそらくどちらかの指が黒鍵に触れることになると思いますが、これはいいことしかありません。なぜなら、僕たちの指には鋭敏なセンサーがあります、そのセンサーを自然に使うことにつながっていくからです。

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(ピアノ)
1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアでの18th Citta di Valentino International Competitionで第1位、アメリカでのGolden Classical Music Awards International Competition第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。ローマではメディチ荘および在ローマ日本文化会館に招聘され「酒井健治ピアノ作品全曲演奏会」を行うなど、近年は同時代の作曲家の作品に積極的に取り組み、その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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