記事一覧

武井武雄展~心にズシンとくる言葉

リハーサルのついでに、周南市美術博物館に寄って「武井武雄展」を観ました。 物語世界を反映した様々な様式の絵画があったけど、1枚たりとも「子ども騙し」の作品はなく、とても感銘を受けました。 「こどものために描かれる絵画はそれ自体が優れた芸術作品でなければならない」という武井の言葉は、僕自身にも、そして子どもたちと関わる学生たちにとっても忘れてはいけない言葉だと胸に刻み込みました。  それに比して...

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マクラーレン・ホンダ、崩壊への道

マクラーレン・ホンダの崩壊を描いたという、話題のドキュメンタリーをAmazon primeで観た。 国内では「ホンダをディスるマクラーレンのプロパガンダ動画」という論調が多いと思うけど、そんなことないように思うなあ。イギリスには住んだことないけど、ヨーロッパに住んでたことがある者としては、かなり自然に描かれているように思え、十分ホンダへの配慮も感じられるように思ったね。以下、諸々感じたことでーす。 ①英語で会...

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広響定期と河村尚子さん

    広響定期を聴いた。素晴らしい演奏会で、心から音楽を楽しめた!  お目当ては、プロコフィエフでソロを務めた河村尚子さん。  河村さんの演奏を初めて耳にしたのは、ある日ふとつけたテレビから。もう何年前になるかわからないけど、当時は全く存じ上げないピアニストだったけど、あっという間に耳と心を鷲掴みにされた。確かシューマンのクライスレリアーナだったと思うけど、どうも苦手なこの作...

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交わるいと

広島市現代美術館でやっている「交わるいと」を観ました。 フライヤーを見たときから、行こうかなあどうしようかなあ‥と思ったのは、どうも背中がむず痒くなってしまいそうな、糸の絡まりが印象的だったからです。 行ってみて、その印象は益々強まって、思わず「ウキャー」と言ってしまいそうになる気持ち悪さが、気持ち良く気持ち悪かったです(汗)。 当たり前のように生活にあるけど、糸を紡ぐというのは不思議な行為なんだなあ‥。...

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チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル@三原

   三原の「ぽぽろ」で、チョ・ソンジンさんのピアノ・リサイタルを聴きました。   プログラムは前半にベートーヴェンの悲愴&109、後半にドビュッシーの映像第2集とショパンの3番ソナタ。 ドキドキしっぱなしの密度の濃い演奏と同時に、何かふんわり身を任せれる心地よさがあって気持ちいい時間を過ごさせてもらいました。これは彼の美音と、ぽぽろの響きならではだよなぁ、ホント素晴らしいホールだと思う...

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書き初め

  書き初め。 今年は、「レッツ・ラ・ピアノ」で明るくピアノという楽器の音を追及していきたいと思います。 ずっとピアノで、他の楽器やオーケストラのような音を生み出すことに関心をもってきまきたが、少しピアノそのものの良さを味わえるお年頃(=オヂサン)になってきた今日この頃です。...

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美女とバッハと決意!?

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年は自分に負荷をかける1年にしたいなあと思ってます。昨年は妻や友や同僚や学生たちにも、甘えすぎたので‥‥💦💦。 演奏家としては、バッハに力を注ぎたい!ったことで、決意のアリアをお届けします。この演奏が(もしくは美女が)気に入った方は、シェアしてくれぃ! https://youtu.be/9S4Nbb_GEzs...

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サクソフォンとの録音

2日間の録音の初日は、予想しなかったことばかり。まず、ピアノの状態が安定せず狂う狂う‥‥音程も音色も一部分が溶け合わず、何度も調律師さんに調整をしてもらうも今一歩決まらない‥‥。 しかも、僕も風邪の治りかけで、弾いてる途中に出そうになる咳を我慢するのが、ホントキツイ! そうこうしていると共演者の福光恒星さんが、発熱。急遽病院にて診察を受け復帰するものの、とても2日目は無理だろうとのことで、残りの録音は延...

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姪っ子の「クリスマス発表会」

  【姪っ子の「クリスマス発表会」】 姪っ子たちが、ママとパパ、ジイジとバアバ、そして僕たちを招待してくれ、ソロや連弾に歌まで聴かせてくれました。 リハーサルから一緒にいたんだけど、緊張しながらもそれを乗り越え、懸命に取り組み良い演奏を披露した二人。終わったときにみせた達成感に満ちた二人の笑顔に、ニイニ(=僕)も感激しました。台本を自分たちで読んで、司会進行もしたのも、とっても良かった。僕にとって...

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日本バッハコンクールー広島地区大会ー

   日本バッハコンクールー広島地区大会ーを審査させてもらいました。全161名の幼児から一般まで、バッハと多声音楽を堪能させてもらいました。 対位法はそれぞれの声部を歌うことが大切だけど、だからこそ2つ以上の音が合わさったときにどんな響きが生まれるのか、そしてその響きの移り変わりがどんな風に音楽を作っているのかを感じながら取り組むと、皆さんさらに上手くなるんじゃないかと思いました。 また聴か...

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10年前に弾いたシューベルトの最後のソナタ

10年前には許せなかった自分の演奏が、歳月を経て何となく許容できるようになってきました。演奏はいろいろやっちゃってるし、録音もひどいし、会場のピアノの状態もそれほど良好とは言えないけど、その時の自分が確かに存在しているような気がしています。がむしゃらに学のでいたあの頃…、この素晴らしい作品を教わったベルリンでの恩師のRof.Michael Endresのことを思い出し、がんばらにゃあいけんなあと改めて感じています。...

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肉割烹

昨夜は仲良しのマダムたちと、広島市内にある「肉割烹」なるお店に行きました。 品の良い味で美味、それでいて肉も堪能できて大満足でした。器も綺麗で、眼でも楽しめたねぇ~うまし、うまし。...

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第75回!!!!を迎えた福山音楽コンクール

戦前から続く「福山音楽コンクール」が、75回を迎えた記念すべき本選会のピアノ部門を審査させてもらいました。  素晴らしい結果に感激した参加者もいれば、悔し涙を流した人もいるよね。色んな思いがあると思うけど、それぞれの「今」を大切にして、また今日から学校に音楽に、友達との遊びに熱中してください。また聴かせてもらえるのを楽しみにしていますよ。 実行委員長の三木健嗣先生の挨拶にあった「真剣に面白く」と...

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カワイで河合さん

      カワイでKAWAIを弾いた河合さんの演奏会を聴きました。どれもこれも面白かったけど、特に最後の木下正道さん作品と、漂うような響きが印象的な高橋悠治さんの作品が印象的でした。 音楽の内的世界は こんなにも広いんだね~と感じさせてくれる素敵な演奏会でした!アンコールの即興演奏も気持ち良かったなあ~...

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ブルーメンシュタイン・ピアノコンクール

   ブルーメンシュタイン・ピアノコンクールの審査前に演奏して、皆さんの演奏を聴かせてもらい、さらにちょいと助言までさせてもらい、楽しい1日でした。お客さんはみんピアノ弾いてる人たちなんで、えらく緊張して弾いたなあ‥‥。ラモー、Kaito Nakahori、ショパン、Kenji Sakai、リストの作品を弾きました。 自分の演奏のあとは、参加者の皆さんの演奏を、楽しく聴かせてもらいました。主催の秋山 しのぶさん、素晴ら...

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プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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