今年の振り返り3

音楽活動と並んで、もう一つの僕の柱である教育活動は、オンライン授業に注力する1年でした。

勤務する大学では、2月末から様々な行事が取りやめになりました。決断を下した大学の決定には、100%信頼を置いていますが、それでも卒業式や入学式をはじめ、学生たちにとって非常に重要な行事ごとが中止になったことは、残念でなりません。そして4月はしばらく休講となり、5月からオンライン授業が始まりました。

オンライン授業、はじめはどうしたらいいのか…と思っていましたが、思いのほか学生たちの反応も良く、きちんと彼らが学んでいることが共有出来て、良い点もたくさんあったように思いました。そして、何よりも新しいことに挑戦することが楽しかったし、仕事を終えるとすぐに帰宅し、玄やわさび(ネコ)と遊べることが嬉しかったです。妻ともたくさんのことを話し、いつになく家にいることに幸せを感じることができました。

まだしばらく、この状態が続きそうではありますが、それでも新しいことに挑戦できることを面白がりながら、楽しみたいと思っています。


MOV_0807_000026.jpg

わさび
MOV_0983_000020.jpg

今年の振り返り2

2月以降、コロナ禍での様々な影響に対応する日々でした。

 音楽家としては多くの演奏会が軒並みキャンセルになりました。もちろんそれはやむを得ないことなのですが、やはり残念…。人前で演奏しないことで、どうやって意欲を保てば…と自問自答したこともありましたが、なんだかんだで締切なく色んな作品を家でさらっているのは楽しく、普段とは違う収穫を得ることもできました。

9月からは少しずつ、演奏出来る機会も戻っきました。その1つ1つが、宝物のような想い出で、実際に音楽を生で共有することの素晴らしさも、実感することが出来ました。 

また、オンラインでピアノのテクニックについての動画を作ったり、オンラインコンサートをやったりと、できる範囲で楽しみながら、音楽活動を続けてきました。その中で、自分がピアノや音楽でで味わっている楽しさを、皆さんと一緒に共有したいなと思い、当初はオンライン授業での学生たちの指導に使っていた動画を、広くピアノラバーズの皆さんにもご覧いただくようになりました。

これが4月当初、一番最初に作った動画…


こちらが、最近のもの…動画の撮影や編集も、それなりに上達した1年でした。


動画づくりは楽しく、また色々と漠然と自分が感じたりやっていることを、きちんと整理して話すという作業は、とても勉強になりました。また、文化庁から動画づくりのために補助金をいただいたりと、新たな表現方法の一つを獲得できて、とても面白かったです。

もちろん、これらの作業は来年も継続します!

今年の振り返り1

1月、ノキアン・タイヤさんのキャンペーンに当選し(日本全国で1組2名!)、フィンランドにご招待頂きました。そして、なんとなんとラップランドにあるノキアン・タイヤのテストコースで、F1ワールドチャンピオンミカ・ハッキネンさんとの同乗体験を満喫することができました!

一生忘れられない最高の体験でした!
DSC_0431.jpg
DSC_0392.jpg

巡礼の年第2年《イタリア》

132314059_2777714822489292_3446369393826745909_o (1)

明日のこちらの演奏会で、2020は仕事納めです。 コロナ禍で多くの演奏会が中止になりましたが、僕も同様でした。例年なら15回~20回程度の演奏会を行っていますが、今年はこの演奏会をいれてわずかに4回…。音楽家としての立ち位置をどうとらえたらいいのか、模索する1年でした。

さてさて、巡礼の年第2年《イタリア》を全曲弾くのは、今回の演奏会が初めてです。若かりし頃に、「ソナタ風幻想曲《ダンテを読みて》」のみは、何度か弾いたことがあったのですが、年月を経てダンテを含み全曲を学んでみて、リストの素晴らしさを益々痛感するようになりました。

もう15年近く前になりますが、アムステルダム・コンセルトヘボウにて、ダニエル・バレンボイムがリサイタルの後半に、《イタリア》を演奏したのを聴きました。僕にとっては衝撃的なリサイタルで、その日からリストの響きの面白さや、革新性に開眼したといっても過言ではありません。それまでは、いくつかの作品を弾いてはいましたが、どことなく名人芸を見せびらかすようにしかとらえられなかったので…。

さて、どんな演奏会になることでしょうか…。自分にとっての目標は、「勇気をもってはっきりと」リストの音楽の世界観を表現することだけです。会場にお越しになった皆さんと、その世界観を共有できることを、今から楽しみにしています。

【エリーゼのために】の指使い! 冬休みにじっくりたっぷり!

冬休みにじっくりたっぷり、【エリーゼのために】の指使いに取り組みませんか。

「指使いの考え方/運指の決め方」には、3つの着眼点があると考えています。
それは、「PMS‼!!!!」

P-ポジション
M-ミュージック
S-シンプル


これらの観点から「指使いの考え方/運指の決め方」を進めることにより、困難なパッセージを楽に弾けるようになり、より表現することに注力することができると思います。

今回は、ベートーヴェンのエリーゼのためにを例に、指使いを考える作業を実際にやってみたいと思います。



メリークリスマス!

メリークリスマス!

皆さんは、どのようなクリスマスをお過ごしでしょうか?
僕は、朝はリストの巡礼の年を練習しました。午後からは、客員准教授を勤めている広島大学の授業が設定されていたので、オンラインでのピアノ指導を終えたところで、このブログを書いています。


今年ほど、「健康で仕事をする」ことでクリスマスを過ごせることを、ありがたく感じた年はありません。困難な状況にいらっしゃる方々が、少しでも安堵できる一日であってほしいと、切に願います。


昨夜は、近所の洋菓子屋さんで仕入れた焼き菓子や、スイーツでクリスマスを楽しみました。全くノーマークで知らなかった洋菓子屋さんだったのですが、驚くほど美味で、素晴らしい贈り物になりました。


どうぞ、よい一日をお過ごしくださいね!

5分でできるダンパーペダルの入門編

ピアノって独りで練習するじゃないですか…

僕が高校生だったころのこと。
部活で吹奏楽やっている友達たちが、先輩や後輩たちと一緒に、楽しそうに楽器を練習している姿を横目に、いじけて家で独りでピアノを練習してたんですよ。 独りでも楽しさはあるのですが、でも、誰かと共有するってやっぱり喜びだし、音楽の本質でもありますよね!

ってことで、皆さんと一緒にぜひ練習できる動画を作りたいと思っていました。ペダル、ダンパーペダルの基本を一緒に学べる動画になっているので、ぜひ一緒にペダルの使い方をマスターしましょう!

ペダルの使い方とそのコツ

ピアノのペダル。

奥深いです。

ダンパーペダルの使い方は、基本的でありながら様々な方法によって、音を変化させることができます。指と鍵盤だけでは足りない、表現を、足とペダルが大いに補ってくれます。

さて、まずはダンパーペダルがどのような仕組みか、そしてその役割と踏み方を学ぶと、理解が深まっていくと思います。




調律師さんからのピアノの機構を知り尽くした解説は、めちゃくちゃ分かりやすいですよね!僕にとっても、なんとなく耳や足の感触で感じていたことを、このように整理して見せてもらえると、さらにペダルの使い方への理解が深まりました。


これを受けて、ペダルの使い方を特集した動画を作っていくつもりです。

1.5分でできる入門編
2.初級編
3.中級編
4.上級編
5.掟破りの踏みっぱなし編

と、全5本の予定です。一緒に頑張りましょう!一緒にペダルを上手くなりましょう!

オクターブでのトレモロのコツ

オクターブでのトレモロは、演奏効果抜群の音型ですが、そのぶん技術的には難しさがありますよね。オクターブのトレモロ奏法において重要なことは、以下の3点です。

1.トレモロの5-1指両方を均等に弾かないこと 
2.グループにすること(気持ち&腕の動き)
3、二の腕を使う意識をもつこと

ぜひ一緒に、トレモロ奏法をマスターし、オクターブのトレモロを攻略しましょう!一緒に頑張りましょうね。

この動画とともに、「オクターブの連続を弾きこなすコツ」をぜひご覧ください。
https://youtu.be/7ASFwHg5LKk

餅つき

年越しに向けて、餅つきをしました。

困難な1年でしたが、だからこそこういったことを丁寧にできるといいなあと思っています。家族みんなでの餅つきは楽しく、皆でわいわいやりながら作るのは、最高ですね!

DSC_0390.jpg
DSC_0389.jpg

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(ピアノ)
1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアでの18th Citta di Valentino International Competitionで第1位、アメリカでのGolden Classical Music Awards International Competition第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。ローマではメディチ荘および在ローマ日本文化会館に招聘され「酒井健治ピアノ作品全曲演奏会」を行うなど、近年は同時代の作曲家の作品に積極的に取り組み、その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

Twitter

訪問者数

カレンダー

11 | 2020/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: