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聴く、聴く、聴く!



先日録音をしたムソルグスキー:展覧会の絵の音源を聴いている。

皆さんご存じの通り、録音というのは何度も弾いて、その中のベストテイクを使う。そして、全体流れはよくてもミスや細かい箇所が気に入らない場合は、他のテイクからその部分だけパッチワークのように張り合わせたりする。


僕の基本的なアプローチとしては、できるだけ繋ぐことはせずに、全体の音楽の流れを大切にしたい。
とはいえ、何度も聴いてるとどれが良いのか、わけが分からなくなっちゃうんだよなあ…


特に悩むのが、満足いくテイクが一発でとれている場合。そういうときは保険でもう一回流して撮っているのだが、すでに良いテイクを持っているという安心感からか、予想以上にリラックスした良い演奏になっていたりする。

何度も何度も聴く、聴く、聴く!

それでも迷っちゃうんだよなあ。


じっくりと耳を傾けながら、最終的に良い作品にまとめあげたい。

配信限定でのリリースなので、皆さん是非とも聴いてくださいな!

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プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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