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携帯の電源オフ



開演前のブザー。続いて影アナウンスが入る。

「開演に先立ちまして、皆様にお願い申し上げます。時計のアラーム、携帯電話の着信音など音の出る機器は、周りのお客様へのご迷惑となりますので、お切りくださいませ。」

会場で開演前までの時間を寛いでいたお客さんは、ソワソワし落ち着かない……携帯をチェックし、なぜかリラックスし音楽を楽しみに来ているはずなのに、静まりかえった会場の雰囲気にも煽られ、妙に緊張してしまう…



きっとクラシックのコンサートに一度でも行かれたことがある方は、こんな経験をしたことがあるはずだ。





お金まで払い、時間を使い、なぜ聴衆が緊張させられなければならないのか。
もっと楽しくこれから始まる音楽を待つことはできないのか。
そんなことを考えて、先日の演奏会では、開演前にこんなパフォーマンスを行ってみた。



結果は大成功じゃないかな。開演前の会場は、リラックスした柔らかな雰囲気になったし、何よりも2時間にわたる演奏会最中に一度も携帯電話がなることはなかった。


そしてそんなお客さんの雰囲気の中、僕たちも気持ちよく音楽に没入できた。


クラシックは堅苦しく高尚な音楽である側面を持っていることは間違いないと思うけど、こういった、いろんな工夫で寛ぎながら皆で音楽できる方法を探求していけたらと思ってる。



もし皆さんが他にもいいアイデアがあれぱ、ぜひ教えてくれるかな?下さいな!

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プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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