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ラファエロ展と音楽



国立西洋美術館で行われている「ラファエロ展」へ。そして、合わせて開催された中野振一郎さんのチェンバロコンサートを聴いた。


まずは音楽から。
中野さんはイタリアの古いヴァージナルとフランスの18世紀クラブサンを弾き分け、ラファエロの生きたルネサンス期の作品とクープランの作品を聴かせてくれた。
どの作品も本当に生き生きと表現されており、この時代の面白さを耳で快く堪能することができた。そして何よりもトークがうまい!
楽しい一時間があっという間に過ぎて、次はラファエロ展へ。


ラファエロの作品は柔らかな質感から立ち上ってくる生命力を強く感じた。彼は人生を通して、同じく画家であった父や同時代を生きたダ・ヴィンチやミケランジェロから多くのことを学びとりながら、独自の作風を確立していった。

どの作品も素晴らしかったけど、中でも感動したのは「大公の聖母」だなあ。この人物はもちろんだけど、漆黒の背景から浮かび上がる雰囲気が好きなんだけど、実はこの背景がラファエロの後年に誰か他の人物の手によるものと聞いて、驚愕した。元々は背景には風景が書かれていたという。
まさに名画の謎だな。

コメント

上野にある美術館ですよね?
行ってみたいです。

Re:

そうだよ。良いのをやってる。

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プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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