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4本ペダルのFAZIOLI

すっかりと寒くなったが、皆さんはお変わりない?

僕はこの1週間、都内にいる。
まずは最初の目的となるFAZIOLIショールームでの、クラリネット:トーマス・ピアシーとのデュオリサイタル。



FAZIOLIは近年話題のイタリア製ピアノで、今回演奏したフルコンサートモデルには、何とペダルが4本もあった!

4本目のペダルは、踏むと鍵盤が下に下がり、ハンマーが動き始める位置が上に上がる。結果的にハンマーが弦を打つ距離が狭まり、それによって独特の音色を産み出せるのだ。かなり面白い機構で、表現の幅が随分と広がる。

そしてこのピアノは、つい1週間前にハービー・ハンコックが弾いたばかりだという。



プログラムはブラームス、バーンスタイン、ピアソラに長生淳というもの。楽しみながら演奏できたし、これも楽器が助けてくれたからこそだと思う。

またFAZIOLIを弾く機会を持てたら嬉しいなあ。

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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