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リポート:言葉×音楽


昨日は、こちらの「Gallery and Cafe 月~yue~」にお邪魔し、「言葉×音楽」をテーマにした演奏会を行いました。



会場では、このプロジェクトをプロデュースしてくれている倉石満さんの写真展が会期中ということで、柔らかなタッチが印象的な作品に囲まれて演奏させてもらいました。







さて、肝心の演奏はというと、冒頭に倉石さんの詞の朗読から幕を開けました。言葉に音楽を乗せると広がる世界、音楽に言葉を乗せると広がる世界というのが、確かにありますね。




前半にはプーランクの象のババール。
この作品のピアノパートは決して簡単ではないんですが、何度も実演を重ねてきたお陰か、今までより少し自由に演奏することが出来るようになってきました。
出雲朝子さんの素朴な語り口に乗せて弾いていると、こちらまで物語の世界に引き込まれるんですね。

終演後には、僕の弾くフランスの音楽作品をもっと聴きたいと仰ってくださった方もいて、このての音色を生み出すこと、またもったりとしない自然な音楽の流れを意識して取り組んできたところに成果が出てきたかと、自分でも嬉しくなりました。


後半はシューマンの子供の情景に、日本の詩人である西條八十の詞を組み合わせて演奏しました。
洋の東西を、時空を超えて響きあう不思議な感覚がとても面白いのですが、その辺りをご来場下さった満員のお客さんにも感じて頂けたのではないかと思っています。




アンコールには詩人の豊田和司さんの「樹」という作品の朗読に、即興で音楽を付けました。美しい作品で、空に突き抜けていくような感覚を味わいながら、弾いていました。



さらに豊田さんの作品の「あんぱん」を、今度は作者自身の朗読に即興で合わせました。題名からは想像できないほど、悲しく切ない原爆詞でしたね。


さらにさらに、豊田さんの即興詞ありと盛りだくさんで楽しい1日となりました。




ご来場下さった皆様、ありがとうございました。

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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