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リポート:The Lontano=遠い二重奏@坂戸

一昨日の日曜日は、埼玉県坂戸市にある坂戸文化施設オラモで、「 The Lontano=遠い二重奏 」の演奏会を行いました。

尾道で演奏し、さらに秩父で深めてきたこのプログラムもここを最後に、暫くお別れです。


ホールは横長で、ほぼ響きは全くといっていいほど無し。中々、厳しいホールでした。ピアノは思ったほど悪くなくて、調律に地からを尽くしてくださった村上さんのお陰ですね。




メンデルスゾーンのスコットランド交響曲とシューベルトの幻想曲は、セコンドで低音部を。



バッハ/クルターク編のソナティーナ、シューベルトの軍隊行進曲、そしてアンコールとして演奏したブラームスのハンガリー舞曲第5番は、プリモで高音パートを演奏しました。



メンデルスゾーンは悪くなかったと思うんですが、やはり原曲のオーケストラ版が素晴らしいなあと思ってしまいますね。総譜をそのまま4手に焼き直したような編曲なので、ピアノ的にキツいところもありますし、効果的とはいえない箇所もあります。とはいえ、オーケストラだと埋もれてしまう内声部の動きなどはピアノだとよりクリアに聴こえるので、勉強になりました。



後半のバッハで変なところをミスし、動揺が収まらなかったのが、僕にとって痛恨の出来事でした。悔しくて悔しくて、舞台袖に下がって、自分の胸を叩き渇を入れました。

その甲斐あってか、最後に演奏した幻想曲では集中し手応えを感じることの出来る演奏となりました。
この作品は僕たちにとって最も大切な作品なのですが、今回プリモとセコンドを入れ替えての演奏は成功だったと確信しています。




プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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