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楽しい審査:第31回中国ユース音楽コンクール ピアノ部門 尾三地区予選

三原市芸術文化センター ポポロでおこなわれた 第31回中国ユース音楽コンクール ピアノ部門 尾三地区予選を聴いてきました。


このコンクールは予選は全ての部門でバッハを課しているんですね、決して簡単ではない課題で、参加者にとってもハードルは決して低くないとは思うのですが、硬派に続けていくことの素晴らしさを感じます。

僕も少年のころよく出場していましたので、懐かしい気持ちでいっぱいです。




さて、そんな昔から知っているコンクールに審査員として帰ってこれるのは、大きな楽しみです。言わば、直接の後輩たちの演奏ですからね、たっぷりとバッハの音楽を堪能させてもらいました。




午前中には、小学校低学年・中学年が。午後からは小学校高学年・中学校・高校と行われました。




講評でも述べたことをここで改めて述べると、全体としてポポロのホールの響を把握せず、演奏している参加者が多かったことが気にかかりました。

もちろん、日頃先生に教えて頂くことを大切に演奏することは大切なことなのですが、同時に先生とともに作り上げてきた音楽をどのように表現するか、ぜひホールの音響を聴きながら、しっかりと自身の耳で判断しながら演奏してもらいたいなと思いました。
やはり耳、耳が大切ですね。自戒を込めて、そんなことを思いながら聴かせてもらいました。



あとはバッハの音楽を恐れずに表現してもらいたいと思います。素晴らしい作品というのは、様々な解釈を許容する懐の深いものだと思います。参加者の皆さんの感じるバッハを、ぜひ思いきり表現して下さい。


また、皆さんの演奏を聴かせてもらえることを楽しみにしています。

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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