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スクリャービン・ソナタ全曲演奏会を終えて




昨日の最終回、そして全3回に渡る演奏会にお付きあいくださった皆さま、誠にありがとうございました。
えっちらおっちらとヨチヨチ歩きではありましたが、何とか1番から10番までを演奏できて、今は解放感でいっぱいです。ヤッター!!

スクリャービンのソナタ全曲に取り組み感じたことは、彼の作風の変化を如実に表しているとともに、変わらないこだわりや古典形式にのっとった均整な佇まいです。それが斬新な響きながらも、どこか宇宙に抱かれるかのような心地よさを生み出す所以なのではないか、と思いました。

最終回は、自分のピアノを演奏会場に持ち込んで弾くというピアニストにとっては、夢の1つが叶うことになりました。所有する1919ハンブルク・スタインウェイは、一目惚れした素晴らしい楽器ではありますが、同時に経年を重ねたメンテナンスの難しいものです。そんな楽器を本当に親身になって手をかけてくださった信頼する調律師の宮尾 正樹さんには、心より感謝いたします!

また、こんな素晴らしい演奏会を企画して下さった野田 しげおさん、そしてジャズ大衆舎の皆さん。快く手を貸してくれた同級生の花木 雅直!皆さんに心より感謝申し上げます!

2週間後にKenji Sakaiさんの鮮烈な作品で、またお会いいたしましょう!


プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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