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チョ・ソンジン ピアノ・リサイタル@三原

  

三原の「ぽぽろ」で、チョ・ソンジンさんのピアノ・リサイタルを聴きました。

 

プログラムは前半にベートーヴェンの悲愴&109、後半にドビュッシーの映像第2集とショパンの3番ソナタ。

ドキドキしっぱなしの密度の濃い演奏と同時に、何かふんわり身を任せれる心地よさがあって気持ちいい時間を過ごさせてもらいました。これは彼の美音と、ぽぽろの響きならではだよなぁ、ホント素晴らしいホールだと思う!

彼の奏でるフレーズの息が長くて、最初の第1音から音楽に引き込まれました。後半のショパン、もちろん素晴らしいし第4楽章に向けての作品全体の高揚感には感激しました。

でも、僕が一番感動したのは、前半のベートーヴェン。決して派手ではないけど、とことん真摯な演奏で、チョソンジンさんではなくベートーヴェンの音楽そのものが語りかけてくるような深い深い味わいがありました。

若い(年はよく知らないけど)のに、非常に成熟した芸術家だと思いました。

ドビュッシーは、ちょっと退屈しちゃったなあ~。その辺りも含め、ぜひまた聴いてみたいと思える素晴らしい一時でした。

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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