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広響定期と河村尚子さん

  

 広響定期を聴いた。素晴らしい演奏会で、心から音楽を楽しめた!

 お目当ては、プロコフィエフでソロを務めた河村尚子さん。

 河村さんの演奏を初めて耳にしたのは、ある日ふとつけたテレビから。もう何年前になるかわからないけど、当時は全く存じ上げないピアニストだったけど、あっという間に耳と心を鷲掴みにされた。確かシューマンのクライスレリアーナだったと思うけど、どうも苦手なこの作品をホロヴィッツ以外で初めて素晴らしい作品なんだなと思わせてくれた演奏だった。正直、ナニモノ❗!って思ったよね(汗)。

 その後河村さんの活躍をおっていると、あの「クララハスキル・コンクール」での優勝をはじめ、世界中を席巻! あれよあれよと巨匠への階段を昇っていっちゃった。(ちなみに僕は「クララハスキル」1次予選落ち×2回をここで告白しておきます‥(T-T))

 さて、今宵のプロコフィエフの3番。凄かった!僕も弾いたことがあるので、弾くだけでかなりキツイ作品だということはよく知ってるけど、そんなものは超越して色彩豊かな素晴らしい演奏に、魅了された。そしてアンコールのブラームス118の美しいこと‥涙がこぼれそうでした‥‥。

 そして、広響さん。冒頭の芥川から、プロコフィエフにシューマンと、躍動感溢れる刺激的な演奏で素晴らしかった。下野さんになってから初めて聴いたけど、これからがすっごい楽しみ!

やっぱ生は良いなあ~また聴きに来ます。

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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