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マクラーレン・ホンダ、崩壊への道

マクラーレン・ホンダの崩壊を描いたという、話題のドキュメンタリーをAmazon primeで観た。

国内では「ホンダをディスるマクラーレンのプロパガンダ動画」という論調が多いと思うけど、そんなことないように思うなあ。イギリスには住んだことないけど、ヨーロッパに住んでたことがある者としては、かなり自然に描かれているように思え、十分ホンダへの配慮も感じられるように思ったね。以下、諸々感じたことでーす。

①英語で会話しようよ‥‥ホンダスタッフさん!

 ファクトリーに到着したホンダPUを搭載しようとするも、うまく合わず‥‥。マクラーレンスタッフとホンダスタッフとのやり取りで、こんな感じのことがあったのだが‥‥。

マクラーレンA「(英語)直ぐに作り直したいから設計図をくれるか?」

ホンダA「(日本語で他のスタッフに)説明書を渡してくれ‥‥」

マクラーレンB「(英語)時間かないんだ、直ぐに作り直さないとの

マクラーレンA「(英語)‥‥あ‥‥説明書‥‥もらえるかな‥‥」

ホンダA「(英語)わかった。」

 

いやいや、ホンダのスタッフさん、マクラーレンのスタッフを前にして日本人通しで日本語でしゃべっちゃダメじゃん!その場にいる人たちの共通言語で会話するってのは、国籍や母語の関係なくヨーロッパでの常識だもん。きっとホンダスタッフは優秀で英語も上手なエンジニアなんだろうけど、こういうヨーロッパ社会のふわっとした慣習にも馴染めてないことが、F1村の常識にも適応できなかったことの証明のように感じた。

②F1チームのマシン製作の厳しい舞台裏!

 F1は、ほぼ全てのパーツをチームが自作する必要のあるスポーツだけど、その大変さとスケジュールの厳しさがよく分かった。これはエンジニアは異が痛くなるねぇ‥‥。フロアの空力が複雑で、製作に難儀するほどプロドモウさんの工夫が凝らされてたんだねえ。

③ドライバーのトレーニングは過酷!

バンドーンのトレーニングの模様が盛り込まれていたけど、キツそう‥‥。冬は休みだけでなく、次のシーズンを戦う身体を造り上げるんだねぇ。

④マクラーレンスタッフの毒舌!

「シビックより(このF1マシンは)遅い‥‥」というのは、中々強烈でした‥‥。でもこれだけ壊れて遅い‥‥、その気持ちも当たり前。

⑤結局どっちもどっち!

マクラーレンが悪いのか、ホンダが悪いのか‥‥その答えは今シーズンに明らかになるよね。ザクが、惨状が明らかになる前に言ってた「我々はマクラーレン・ホンダだ。勝つのも一緒ならば、また負けるのも一緒だ」というのが、この三年間の最もふさわしい言葉のように思う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00338125-rcg-moto

プロフィール

Noritaka ITO

Author:Noritaka ITO
伊藤憲孝(いとうのりたか)‐ピアノ

1978年生まれ。オランダ・アムステルダム、ドイツ・ベルリンで研鑽を積み、イタリアで行なわれた第18回“チタ・ディ・ヴァレンチノ”国際コンクールで第1位を受賞。日本国内主要都市をはじめ、アメリカ合衆国、ドイツ、オランダ、オーストリア、スロヴァキア、イタリア、セルビア、マレーシア、韓国など世界各国で演奏を行なっている。その演奏は、The New York Times(アメリカ合衆国)をはじめ、Die Neue Zeitschrift für Musik(ドイツ)、Rundfunk Berlin-Brandenburg(ドイツ)などで取り上げられている。スロヴァキア国立歌劇場管弦楽団をはじめ国内外のオーケストラとの共演。室内楽奏者として、NHK交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、香港シンフォニエッタ、マレーシア国立交響楽団各奏者との共演など、活発に活動を行なっている。
 
録音は、国内でディスク・クラシカよりCD <Beethoven, Activated>と<ベートーヴェン/リスト:交響曲第7番他>をリリース。ヨーロッパにおいては、ベルリンのKreuzberg Recordより世界初録音の4曲を収録したTrio kuのCDアルバムがリリースされている。
また、iNos Recordsよりインターネット配信限定となる<ムソルグスキー:展覧会の絵>、<ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番>がiTunes、AmazonMP3などを通して世界111ヶ国の国と地域にリリースされている。
 
現在、福山平成大学准教授、エリザベト音楽大学大学院非常勤講師をつとめると同時に、マレーシアのSEGi College universityでのマスタークラス、トーキョーワンダーサイトでのワークショップなど、各地で後進の指導を行っている。

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